インター生の中学受験について調べてみました。
よく知られている通り、東京都では2024年よりインター生が帰国子女枠で受験するという大技が禁止になりました。
これは、帰国子女の方たちは、日本での生活基盤をつくるために前年度10月、11月で受験をして合格を早めるというところにインター生が混じっており「不公平だ!」となったわけです。
一方で英語力が強く大学入試に圧倒的有利であり、他のクラス生にも英語の刺激を与え学校の英語力をあげるインター生を中学校側が欲しがるのも事実。
いま、東京都では中学受験をする生徒は2割ぐらい、さらにそのうちの1%が帰国生入試です。ほんの一部しか帰国生入試をしておらず、従ってインターネット上にも情報はほぼありません。
さて、、今年度2024年度のインター生の受験は実際にはどうなったかというと、、一般生の受験に合わせて、2月1日以降に一斉に受験することになりました。
一般生の受験として「英語」が受験科目に加わった形です。
具体的には2/1、2/2、2/3で一気に受験です。
受験科目は「英語と算数、国語」などです。
まとめますと、
広尾学園「英語、算数、国語」
広尾小石川「英語、算数、国語」
芝国際「英語、算数、国語」
三田国際「英語、算数、国語」
かえつ有明「英語、日本語作文、英語ペアワーク」
宝仙理数インター「英語」
文化杉並「英語、算数または国語」
千代田国際「英語、算数」
となっています。インターのMATHは独特で算数と大きく異なります。
また、国語の授業もほぼ無いのでこのあたりも大変です。
それでも、一般生の「国語、算数、理科、社会」よりはだいぶやりやすいかなと思います。
その他の情報としては神奈川や千葉、埼玉の学校は、未だ帰国生として受験が可能となっています。
なお、今後は英検やTOFELなどの結果提出で試験免除の流れです。インター生は英検を意識している方がいいと思います。
結論としては、、インター生の中学受験はかなり有利です。(ただし、こういった情報収集を親が頑張った場合のみ)
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