
インターナショナルスクールを検討していると、よく聞くのが「アオバジャパン・インターナショナルスクール(Aoba-Japan International School)」
早稲田などの一流大学にバンバン入学者を出すその実態を調べてみました
私自身も気になって色々と調べてみたのですが、「補助金って出るの?」「高校はある?」「日本の大学には行けるの?」など、疑問がどんどん出てきました。
この記事では、実際に子どもをインターに通わせている保護者の目線から、アオバジャパンのポイントを整理してご紹介します。
アオバジャパンってどんな学校?
アオバジャパンは1976年創立の国際バカロレア(IB)認定校で、東京都内にキャンパスを持つインターナショナルスクールです。
光が丘キャンパス(練馬区):K2〜G12までのメイン校舎 目黒キャンパス:幼児部(K2〜K3)
教育はすべてIBカリキュラムで行われており、
PYP(初等教育課程) MYP(中等教育課程) DP(ディプロマ課程=高校相当)
を導入しています。
高校はあるの? → あります!
アオバジャパンにはGrade 10〜12(高校課程)がしっかり用意されており、IBディプロマ(IBDP)を取得することができます。
このディプロマがあることで、日本の大学はもちろん、世界中の大学への出願が可能になります。
補助金は出るの? → 原則、出ません…
これは私自身もとても気になったのですが、インターナショナルスクールのほとんどは補助金の対象外です。
アオバは文科省の「一条校」ではなく「各種学校」扱い 高等学校等就学支援金や、私立高校の無償化の対象ではありません 東京都の「フリースクール補助金」なども、インターは基本対象外
※なお、未就学児(3〜5歳)に関しては、補助金が出ることがありますが、これはインター特有の制度ではなく全国共通の保育支援制度です。
(こちらは私が実際に成功させていて、別の記事で書いてます。保育の必要性を認めてもらえばOKです)
日本の高校に行かなくても、日本の大学に行けるの?
これは、私が一番皆さんに伝えたいポイントです。
答えはYES。アオバのようなIB校からでも、日本の大学に進学できます。
具体的には:
東大、京大、早稲田、慶應、上智などは「IB入試枠」や「総合型選抜」で出願可*英語で授業を受けてきた子どもたちのために、国際バカロレア資格を評価する大学が年々増加 面接・書類選考中心の「AO入試」や「グローバル人材枠」も充実
つまり、「日本の高校卒業資格」は必須ではないということです。
IBディプロマがあれば、それが“進学のパスポート”になるんですね。
学費はどのくらい?
2025年現在の参考として、以下のような費用感です:
区分
金額(目安)
入学金
約30万円
登録料
約20万円
授業料
約250万〜350万円/年
その他
バス・施設・教材費などが別途
初年度合計で400万円前後になることもあります。兄弟割引はありますが、補助金は基本ない前提で計画する必要があります。
卒業後の進路は?
アオバの卒業生は、以下のような大学に進学しています:
海外大学(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど) 日本の大学(IB入試枠を使って東大・早稲田・慶應など) インター系大学(ICU、APUなど)
進路はとても広く、日本にいながら“世界の教育”を選べる学校だと感じました。
まとめ:補助金はない。でも、価値はある。
アオバジャパンは補助金の対象ではありませんが、
高校まで一貫した国際教育 英語100%の環境と手厚いサポート 世界とつながる進路
という大きなメリットがあります。
私も「日本の高校に行かないとダメかな…」と悩んだ時期がありましたが、今ではIBディプロマの道も、しっかり“正解”のひとつだと感じています。
「インター小学校に行くと日本の高校にいけない」
それだけでインターを排除するのも可能性を狭めます。
この記事が、同じように迷っている保護者の方の参考になれば嬉しいです。
コメントお待ちしております!
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