インター生の英検受験

インターナショナルスクール

今日は8歳の子どもが英検3級を受験。私は付き添いとして会場に行きました。

会場で印象的だったのは、親子で一緒に受験している姿もあったこと。付き添いを超えて“共に戦う”姿勢に、少し感動してしまいました。

◆ 文法対策は少しでもやると効果大

うちの子はほぼ満点の手応えでしたが、事前に文法テキストで軽く復習したのが効いたようです。

インターでは会話重視で「完了形」「受動態」などはほとんど使わないため、最初は問題が解けず戸惑っていました。でも、数日触れるだけで理解が進み、得点力がぐっと上がりました。

◆ リスニング配点が高く、インター生は有利

英検3級の全体配点は65点ですが、そのうちリスニングは30点(約46%)。インター生にとって、リスニングは最も得点しやすい分野です。

実際、うちの子もリスニングに関しては「簡単だった」と言っており、満点に近い仕上がりだった様子。

ただし、ナチュラルスピードかつ外国人アクセントもあるため、一度は過去問で音声慣れをしておくのがおすすめです。

◆ ライティングも大事な得点源に

今の英検は3級からライティング(英作文)が課題となっています。

普段は英語で話していても、「意見+理由」を構文として書く練習は別途必要です。

うちでは「I think 〜 because 〜.」の形で、自分の考えとその理由を簡潔に書けるよう、軽く練習しておきました。

◆ インター生向け:英検進度の目安(最新版)

インターナショナルスクールに通う小学生が、どのタイミングでどの級を目指すかの目安をまとめました。

あくまで一例ですが、周囲の受験状況や進度感をふまえると、おおよそこのペースで進めるご家庭が多い印象です。

小学校低学年では耳や発音の感覚が強いため、リスニングやスピーキングは自然と伸びやすい一方、

文法やライティング(特に3級以降で必要となる)は、意識的な学習が必要になります。

また、中学受験で英語入試を視野に入れる場合、英検2級以上の取得が求められることが多いため、

小4〜小5までに2級をクリアしておくと、準備がスムーズです

難関レベルの1級は小学生で年間受験生は300人ほどで合格者は30人ほど、準1級が3000人ほど受けて350人ほど合格しています。この英検準一級以上の子は英語を使った進学が極めて有利になります。

◆ 会場の雰囲気と保護者の付き添いについて

英検の会場には、小学生の受験者が多数集まっていました。

受付前の待機列では保護者がそばにいる様子が多く見られ、子どもたちの緊張をほぐすような声かけも。

中には、保護者自身も一緒に受験している姿もあり、「これが究極の付き添いか…!」と印象に残りました。

◆ 英検3級以降の壁と、超え方

英検は5級・4級まではリスニングとリーディングのみですが、3級からはライティングが加わり、面接(スピーキング)も必要になります。

インター生は日常会話に強くても、試験特有の文法問題や型にはまった解答形式に慣れていないこともあります。

だからこそ、「ちょっとした対策」で一気に得点力が上がるのも事実です。

特にライティング対策は、形式に慣れるだけで得点が安定するので、最小限の練習でも十分効果があります。

◆ 最後に:インター生は英検と相性がいい

実際に受けてみて感じたのは、英検はインター生にとって「対策さえすれば受かりやすい」検定だということ。

リスニングの配点が高く、日常的に英語に触れている子どもたちには有利です。

文法や英作文も、少し練習すればスッと理解して使いこなせる。

インター生の強みを活かすには、とても良い検定だと改めて感じました。

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