
インターナショナルスクールやフリースクールに通っている子どもたちを見て、「将来大丈夫なのかな」「就学義務違反なんて言われてるけど…」と不安になる方もいるかもしれません。
今日は、私自身と兄の“ちょっと普通じゃない学生時代について書いてみたいと思います。
私は高校は半分ぐらい不登校。通知表は「1」がズラリ。
成績も当然悪く、10段階評価の多くが「1」。
でもある時、試しに受験しない大学名を記入して内申表を取ってみたら、なんと全ての科目で5段階評価で「3」に補正されて返ってきたんです。
当然、大学に進学しやすい内申点の方が実績になり高校も都合がいい。学校って、評価そのものも「制度の都合」で動くものなんだなと感じました。
そんな学生生活を経た私ですが、現在は法人の代表として仕事をしていて、一般的なサラリーマンの数倍の収入があります。
今振り返ってみても、
「本当にあの頃、あんなに一生懸命“学校に行かなきゃ”って思う必要あったのかな」
と思うことがよくあります。
兄は小中とほとんど不登校。中学で留年もしてました。
中学の留年って聞いたことないですよね。
学校に行くと、
「変なお兄さんいるよね」
って言われるのが、本当に辛かったのを覚えています。
その後、全寮制の中学に通ったり、留年したりしながらも、自分のペースで人生を歩いていきました。
兄は大学時代に英語を本気で学び、今では再保険の会社で英語を使って国際的な業務をこなしています。
「自由に生きてもうまくいく」って、もっと言っていい。
私が伝えたいのは、たった一つです。
「自由な学生生活を送っても、なんとかなる」
もちろん、ラクなことばかりじゃないし、回り道をした分だけ自分で責任も引き受けることになります。
でも、「学校に行っていない=人生詰んでる」なんてことは絶対にない。
むしろ、自分のリズムで学び、感じ、動いていく人の方が、しなやかに、強く、生きていけるのではないかと感じています。
最後に
今、不登校で悩んでいる子どもがいるなら、
その保護者がこの記事を読んでくれているなら、
ほんの少しでも「大丈夫だよ」と伝われば嬉しいです。
そして、自分の過去に「ちゃんとできなかったこと」があったとしても、
今からいくらでも、自分の道を作れる。
そう信じて、歩いています。
コメント