
先日、とあるイベントでインターナショナルスクールを訪れ、おもちゃを配る機会がありました。
世界中の子どもたちが集まっていて、和気あいあいとした空気の中で、それぞれ思い思いに遊んでいました。
そのとき、ひとりの子どもが私のところに来て、こう言いました。
「これ、壊れちゃった」
あ、そうか…と私はおもちゃを受け取り、とっさに英語で何か言おうとした結果——
「ブレークン トイ!」
と発言。
……その瞬間。
周りにいたキッズたちが全員爆笑。
「え!?なに?なに?なんか変なこと言った!?」と完全にパニック。
すると、自分の子供が教えてくれました。
「“Break a toy!”って聞こえた!」
「おもちゃを壊せって言ってるよー!」と。
ああああああーーーーー。
“壊れたおもちゃ”って言いたかったのに、命令形に聞こえたんですね……。
正しくは、
“This toy is broken.” “It’s a broken toy.”
と、ちゃんと主語と動詞をつけなきゃいけなかったんです。
英語って、難しい。
日本語の感覚で「単語だけで伝わる」と思ってると、こんな風にズレが起きる。
しかもそのズレが一瞬で笑いの渦になるという恥ずかしさ……。
いい勉強になりました。
次は「壊せ!」じゃなくて、ちゃんと「壊れてるね」と言えるようにします。
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